猫専門ペットシッター kururu～くるる～

多頭飼養場の犬猫合わせて197匹の去勢・避妊手術が終わったのは、2016年の3月末のこと。
岡山TNR活動のご報告｜多頭飼養場からのSOS

それから、有志が集まり飼養場のお掃除に通い始めて7ヶ月が経ちました。少しずつですが、犬猫の暮らす環境にも改善が見られるようになり、ここ数か月は、月に1回、飼養場で暮らす子たちに会うのが楽しみになっていました。

そんな矢先、猫ハウスで暮らす猫たちの中に、ひどい脱水でごはんを食べられなくなっている子がいるという連絡が仲間のもとに飛び込みました。

その数日前にも、お掃除に行かせてもらっていたのに、全く気がつかなかった私。。。どうして気がついてあげられなかったんだろう…。一体この7ヶ月、私は何をしてきたんだろう…。掃除に行っていただけ…あの子たちのためになっているんだという勘違いの思い込みは、私の自己満足に過ぎなかったこと気がつかされ、ひどく落ち込み、そして反省をさせられました。

一晩、仲間と一緒に考えた末、その子たちを一刻でも早く病院に連れて行き、彼らがこれから生きていく上で1番良い治療を受けさせてあげよう！という結論に達した私たち。

＜ちぃとサブロー＞写真は術後のものです。

そして、11月24日（木）に、2匹の猫がやってきました。
仲間のボランティアさんのご両親所有の空き家を仮シェルターとしてお借りすることもでき、その日から、交代でお世話に通い、口内炎の悪化でごはんが食べられなくなった子たちの全臼歯抜歯の手術も無事に終了。（私たちよりもずっと前から通ってくださっている個人のボランティアさんが、先に病院に連れて行ってくださっていたおかげで、ふたりの脱水は緩和されており、ちぃは、12月1日（木）・サブローは、12月5日（月）に手術を受けることができました。）

＜ちぃ＞おもちゃが大好きなとっても人なつっこい良い子です♡

ちぃとサブローという愛称で呼んでいたふたりも、最初にやってきた頃よりは、元気も食欲も毛ツヤも見違えるほど良くなり、ちぃは、特に調子が良く、術後すぐに、カリカリも食べられるようにもなり、仮シェルターでの生活にも少し退屈してきたようです。

ずっとそばにいたいけど、そろそろお別れの時です。

ちぃは、明日11日（日）にお家に帰ります。心臓に疾患があり、3本足のサブローは、私が自宅に引き取り、もうしばらく様子を見て行くつもりです。

＜サブロー＞少し怖がりさんですが、好き嫌いをせずに何でも食べてくれる良い子です♪

飼養場の子たち（飼い主がある子たち）の医療費を他人が支援するということに疑問を持たれる方がいらっしゃるのはごもっともだと思います。それでも、飼養場で暮らす子は、犬猫合わせて200匹。今も、そこで生きています。そして、これからも…助けが必要な子たちは出てきます。

彼らの命を「守る」ために、今後も、仲間そして、私自身も必死でがんばるつもりではいるつもりですが、もしも、彼らにお心を寄せてくださる方がいらっしゃれば、私たちと一緒に、応援していただけるとうれしいです。

桃太郎ねこ応援募金
（※TNRのご支援金と区別するために、備考欄に、「飼養場の犬猫の医療費として」とご入力ください。）

今回のちぃとサブローにご支援くださった方がいらっしゃいましたので、収支報告を掲載させていただきます。

家賃・光熱費等支払い：20.000円
医療費：ちぃ：46.341円
医療費：サブロー：53.171円

支出合計：119.512円
（※ボランティア個人の持ち込みフード、消耗品などの代金は含みません。）

医療費のご支援ありがとうございました♪

岡山市 Aさま
岡山市 Kさま

合計：2.000円

おやつ・ごはんのご支援ありがとうございました♪

岡山市 Nさま
岡山市 Sさま

ボランティアカンパ

Wさん 20.000円
楓さん 60.000円

合計：80.000円

この度、ちぃとサブローにかかった医療費については個人負担とし、いただいた支援金82.000円については、次の子たちの医療費としてプールさせていただきますm(_ _)m

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