老猫ルーム
![老猫ルームについて](https://kururu.me/wp/wp-content/themes/kururu01/images/page/old/old_01.png)
くるるの老猫ルームは、2017年にOPENしました。
譲渡が苦手で、猫たちの保護活動に後ろ向きになっていたころ、崩壊寸前の多頭飼養場で出会った<チョコ>と<サブロ>。
保護猫、老猫…という理由で十分な医療も受けられず、たくさんの猫たちの中で、その運命を受け入れているかのように…静かに佇んでいたふたり。そんなふたりをなんとか救いたいそう思ったことがきっかけでした。
そして、ときを同じくして出会った<ユウタくん>と<マミちゃん>。
高齢の飼い主さんが突然の事故に遭い、寒空の中、電気さえ通っていない部屋で、ふたりで肩を寄せ合いながら、飼い主さんの帰りを待っていました。
そんなユウちゃんとマミちゃんの元にシッターとして通いながら、こんな子たちのめに、私にもできることがあるのではないかと思い始め、飼い主さんにふたりのこれからを託された日、老猫や病気猫のためのお家を作ることを決めました。
![老猫ルームについて](https://kururu.me/wp/wp-content/themes/kururu01/images/page/old/old_02.png)
譲渡の難しい猫たちと譲渡が苦手な私が作る場所では、たくさんの子たちは受け入れることができません。それでも縁があり、この場所にやってきた子たちが、家猫であれば受けることができたであろう医療を当たり前に受け、毎日、当たり前に、おいしいごはんを食べ、人間と暮らす幸せを感じながら、穏やかな毎日を過ごす…そんな終生飼養の場を目標としています。
2018年にはステキな出会いもあり、老猫ルームは少しだけ大きくなりました。
当初は、6匹だった保護猫たちも、現在14匹になりました。
これからも、1匹でも多くの行き場のない猫たちの力になれるようがんばっていきたいと思います。
なお、老猫ルームでは積極的なご寄付のお願いはしていません。あくまで、自走式を目標としていますが、医療費捻出のため、ネットショップを開設しています。
老猫ルームの子たちを応援したいと思ってくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひお買い物で応援をよろしくお願いします。
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家主
チョコ文句は多いが姉御肌
2017年3月~2019年11月永眠
多頭飼養場より引き上げ
慢性腎不全 -
入居猫
サブロみんなに優しいのんびり屋
2016年12月~2019年2月永眠
多頭飼養場より引き上げ
3本足/慢性腎不全/口内炎 -
入居猫
ユウタマイペースなおっとりさん
2017年4月~2017年9月永眠
飼育困難により引き取り
慢性腎不全 -
入居猫
マミのんびり屋の甘えたさん
2017年4月~2018年5月永眠
飼育困難により引き取り
FIV/慢性腎不全/リンパ腫 -
入居猫
フウ甘えん坊のおしゃべりさん
2017年5月~
多頭飼養場より引き上げ
難治性口内炎 -
入居猫
モミオいつも陽気なぽんやりさん
2017年11月~
保護主さんより引き取り
巨大食道症/衰弱 -
入居猫
ヤマト甘えん坊のご陽気者
2018年5月~2018年12月永眠
保護主さんより引き取り
FeLV/FIP -
入居猫
アサヒケンカっ早くてお調子者
2018年10月~
某所にて保護 -
入居猫
ムツ純情可憐な甘えん坊
2018年12月~
エサやりさんより引き取り -
入居猫
サクラお母さん命の甘えたさん
2019年2月~
エサやりさんより引き取り
口内炎 -
入居猫
ウメ俗世を超越中の猫神さま
2019年3月~
エサやりさんより引き取り
老猫/口内炎/慢性腎不全 -
入居猫
ユウヒ智勇兼備なスーパーキャット
2019年5月~2020年12月永眠
某所にて保護
FIV・FeLv/リンパ腫/慢性腎不全 -
入居猫
サンマイペースな不思議ちゃん
2019年7月~2019年10月永眠
ブリーダー崩壊により引き取り
カリシウィルス感染症 -
入居猫
サチ食いしん坊のわがまま女子
2019年10月~
エサやりさんより引き取り -
入居猫
アヤメひとりぼっちが苦手な甘えたさん
2020年6月~
保護主さんより引き取り
FIV -
入居猫
ニャコ優しさあふれるみんなのママ
2020年7月~
飼育放棄により引き取り -
入居猫
コニャケンカは強いがおっちょこちょい
2020年7月~2021年3月永眠
飼育放棄により引き取り
慢性腎不全 -
入居猫
ゴウ物静かな甘えたさん
2020年8月~
エサやりさんより引き取り
老猫 -
入居猫
ルウ猫嫌いの女王さま
2020年8月~
エサやりさんより引き取り
老猫 -
入居猫
アカネ大親友は大きなワンコ♪
2020年8月~
エサやりさんより引き取り -
入居猫
アサギ猫に優しく人には厳しく
2020年8月~
エサやりさんより引き取り -
入居猫
ユキオ三平二満な猫神さま
2021年1月~
保護主さんより引き取り
FIV/慢性腎不全 -
入居猫
アンズわがまま道を邁進中の美人さん
2021年2月~
飼育放棄により保護 -
入居猫
クルミいつも陽気なおっちょこちょい
2021年2月~
飼育放棄より保護 -
入居猫
ハルヒ劉寛温恕なビッグキャット
2021年5月~
保護主さんより引き取り
FIV/てんかん/緑内障
SNS等で、老猫ルームを少しずつみなさまに知っていただくことができました。
応援してくださる方が増える一方で、保護依頼も多くなっています。
これまでもできる限り、猫たちを受け入れてきましたが、ここのところ、子猫や若猫の保護依頼が増え、現在、老猫ルームに新たな子を迎え入れる余裕はありません。
全ての子を助けてあげたい気持ちは山々ですが、子猫や元気な子には、どうかご自身で新しいお家を見つけてあげてください。
病気などが理由で、どうしても、行き場のない子については、ご相談に乗りますが、老猫ルームでの引き取りには、その子の初期医療等にかかる費用を【引き取り料】として、すべての方から一律でいただいております。
ボランティアなのになぜ?と思われるかもしれませんが、ひとりの子に幸せな猫生をまっとうしてもらうためには、食費などの生活費はもちろんのこと、たくさんの医療費がかかります。保護猫だから…と私は妥協はしていません。
引き取り料だけでは、その子の一生にかかる費用を賄うことはできませんが、それでも、保護した方、事情で猫ちゃんを手放さなくてはならなくなった飼い主さんがその子のために負う責任=引き取り料としていただいておりますのであらかじめご理解いただけますようお願い申し上げます。