忘れられない3日間:岡山・TNR一斉手術
2015.01.15
忘れられない3日間:岡山・TNR一斉手術
カテゴリー : 日々徒然, 岡山TNR活動/多頭飼養場からのSOS
2015年1月11日(日)。ブログでもお知らせをしていた一斉TNR(野良猫さんの去勢・避妊手術)が、開催されました。前日の10日(土)の夜に、ペットシッター ぷちたま。の岡さん、猫ちゃん専門ペットシッター ねここちの洪さんと合流し、町内会さんからの依頼があった地区へ捕獲器の設置に行ってきました。
今回のTNRには、個人でボランティアをされている方が連れてこられる猫ちゃんもたくさん参加しており、結果的には52匹の子たちの手術をすることができたそうです。そうです。。。と伝聞系なのは、私はほとんどの時間を現地で過ごしていたため、会場には猫ちゃんの運搬以外にほとんど立ち寄ることはなかったためです。地域の猫ちゃんたちの捕獲器を全て回収し終わった翌日(手術当日)のお昼頃に戻ったときには、ほとんどの猫ちゃんの手術が終わったあとでしたが、それでも熱心に活動をしていらっしゃる方から、貴重なお話をたくさん聞かせていただくことができました(^-^)
私は、活動家ではありません。ですが、活動に関わる方とお話をさせていただいたり、実際に活動を見せていただく中で、TNR活動と地域猫活動の必要性を理解してきたつもりです。今回も私自身は、実際にTNR活動の運営に関わったわけではありません。それでも、ひとりでも多くの地域の猫ちゃんを手術会場に連れて行くという私たちのお手伝いも、何かの意味があったのではないか・・・と思っています。
翌日、私の捕獲器に入ってくれた子たちを町内会長さんと地域の民生委員さんと一緒に、もとの場所にお返ししました。地図にどの子がどこにいたかをメモしていたのですが、不思議なもので、自分が設置した捕獲器に入ってくれた子がいた場所は、顔を見るとすぐに思い出すことができるのです。「ありがとう♪」という私に、「おとといきやがれー!!」と走り去って行く子たちをどうか元気で・・・と心の中で祈りながら、ひとりひとりの背中を見送りました。
この子は深夜、ひとりで見回りをしている途中に、捕獲器に入ってくれた子です。頬の傷は、疥癬です。お外の子はやっぱり、つらいな~。と思いながら、会場に連れて帰り、麻酔を打って、捕獲器から出てきた瞬間、この子が3本足であることを私は知りました。
「私の捕獲器に入ってくれてありがとう。」
彼がなぜ、3本足になってしまったのかは分かりません。それでも彼は、懸命に生きてきたはずです。残りの猫生は、アスファルトではなく、暖かいお部屋の中で・・・そして、ごはんにも困ることのない場所で過ごさせてあげたいと、手術を主催してくださっている団体さんの終生飼養ホームへの入居をお願いしました。
岡山でのTNRの様子が、NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそにUPされています。3本足の子と一緒に広島に旅立つことになった、洪さんが保護してくれた眼球の落ちかかった猫ちゃんのことも書いてあります。ひとりでも多くの方に、TNR活動や地域猫活動について知っていただきたいと思っていますので、ぜひ、こちらのブログも合わせて読んでいただけるとうれしいです。最後まで、読んでくださり、ありがとうございました!
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